全国規模のコンクールを複数回受賞した経験のある生産者のみが加入できる
生産者ネットワークです。
米匠会とは…全国規模のコンクール(※1)を複数回受賞した経験のある生産者のみが加入できる生産者ネットワークです。
米の味は産地銘柄で一定ではなく、同じ地域・同じ品種を作っても、
作者(生産者)や栽培法(生産方法)により当然のごとく味は大きく変わります。
それは例えるなら、有田焼の焼物が全て同じではないのと同じ。
柿右衛門さんのような名人と呼ばれる職人の作品と、
同じ有田の他の職人さんたちの作品が全く異なるものであるのと同じこと。
どの職人がどんな努力で作ったのか…
本当の味はそうして決まるのです。
米も追求すれば、伝統工芸と同じく、米職人たちの数々の職人技により最高級の品が産み出されます。
そしてまた、陶芸等の伝統工芸と同じように名人の作品が全て名作ではないのです。
陶芸家がこんなものはダメだとお皿を割るように、
一人の米名人の作品の中にも当然優劣が存在します。
日本を代表する米職人たちが己のプライドをかけて勝負する全国コンクール。
米職人たちは、全身全霊で作ったお米を更に吟味し、その年の最高のお米を出品しコンクールに挑みます。
そして、そんな全国コンクールに、米匠会に集う米職人たちは複数回受賞しています。
つまり一時のまぐれではない、個性豊かな職人技の持ち主。
そんな彼らが選りすぐりの逸品。
自身の米の中でも、他とは違う
これこそはという名作をぶつけ合う。
一般の流通に乗せるのは勿体ない蔵出しの米を出し合って勝負をするのが米匠会の米。
本当に良い物を求めて下さる一部の方だけに、
手間暇おしまぬ、職人技のいっぱい詰まった他では味わえない贅沢なお米を
食べ比べ※2 としてお届けいたします。
数量は極希少です。
職人たちも己のプライドをかけた逸品しか出しません。
今期の傑作集が出そろいました。
職人たちの技の限りを是非食べ比べて下さい。
※1
「米・食味分析鑑定コンクール」…国際大会。世界一の検体数、規模を誇る大会です。
「お米番付」…機械審査を全く行わず、全ての審査を、米や食のプロの実食により行う大会。
「日本一おいしい米コンテスト in 庄内」…一般家庭の公募審査員等により審査する大会。
「お米日本一コンテスト in しずおか」…静岡、サタケ、東洋ライス等の機械で予選審査、静岡産の優遇有。
※2
生産者ごとの出荷量はまちまちなので在庫に余裕のある場合は単品でも販売致します。
京都辻農園 辻 典彦
作米 「石清水」プレミアム
お米番付 2016 2017 2年連続受賞。
今季、歴代の受賞者のみで競う特別大会・お米番付2020 チャンピオンズアワード 受賞。
食味鑑定米『石清水』の中でも、その年、最も出来の良かった田の米を、更に一部分だけ天日干し、手間のかかる掛け替えを何度も繰り返して仕上げた米の芸術品。
農薬や化学肥料を一切使わずに栽培した、体にも優しい米です。
職人の意地が込められた究極の逸品。
有名料理人たちも認めた、芳醇な香り、米本来の甘みや風味をお楽しみ下さい。
水月夜生産組合 本多 義光
作米 「本多 義光」(白)プレミアム
全国の主要米コンクールのすべてに入賞経験があり、2015年には4大タイトルを全て受賞というグランドスラムを達成した、人間国宝的な大御所。
その本多氏が米匠会の為に厳選出品した珠玉のコシヒカリ。
最上流の清流と昼夜の寒暖差に育まれ、本多さんが独自にあみだした「籾殻燻炭法」により、微生物の活発な活動で、美味しく栄養価の高い米が生み出されます。
職人の意地が込められた究極の逸品。
本来のコシヒカリの旨み、のどごしを楽しめるお米です。
源丸屋ファーム 曽我 康弘
作米 「いのちの壱」 プレミアム
米・食味鑑定分析コンクール国際大会 をはじめ、全国コンクールの受賞歴は数限りない。
今、飛ぶ鳥を落とす勢いの国内屈指の米職人。
頬張ると思わず笑顔になる「いのちの壱」は下呂温泉で知られる岐阜県下呂市、総面積の9割が山林という山間特有の地形・気候を生かして栽培されています。
元肥料には100%有機肥料を使い、農薬も通常の1/3程度しか使用していない。
粒が大きいことで知られるいのいちの壱は、美味しいお米と称賛されるが彼の米はその中でも群を抜く。
この甘味・旨味は数限りない職人技の末に生み出され、今、食べることのできる米の最高峰の一つである。
十六代目 米師又八 若井 康徳
作米 米師又八「にこまる」 プレミアム
米・食味分析鑑定コンクール国際大会 金賞。
お米番付 2018 2019 受賞。
江戸時代から続く米師の十六代目。
五つ星お米マイスター。米・食味鑑定士、炊飯鑑定士、調理炊飯鑑定士、水田環境鑑定士、有機JAS検査員という資格を持つ若井氏は、ただの生産者ではなく、米のスペシャリストである。
米の全てを知り尽くした彼が、およそ30種類もの品種を育てている中から、今期最も美味しい「にこまる」を出品してくれました。
主穂営農(かずほえいのう) 奥村 知己
作米 「ハツシモ」 プレミアム
お米番付 2015 2018 受賞。
第2回 すし米コンテスト・国際大会 受賞。
「日本一かっこいい農民を目指そう!」とトレードマークのアフロヘアーでさっそうと仕事をする彼は、
見た目はやんちゃでも、日本一まじめな農家かもしれない。
すさまじい探求心。なんでも取り入れる行動力。負けず嫌いな頑張り屋。
そんな彼が作る米は岐阜の伝統「ハツシモ」の原種「旧ハツシモ」。
この原種の素晴らしさを後世に残したい気持ちから、親子二人三脚で米作りを続けています。
粒が大きく、ふっくらと炊き上がるおいしい米。
独特の食感、風味、甘み、旨味。
ああ、こんなコメがあったんだ!という感動の出会いをどうぞ!